18レガリスを5年間使用した感想
2020年に「18 レガリスLT-3000CXH」を購入し、5年間使用してみた感想を書きたいと思います。
購入のきっかけは、100ジグを使ったスピニングタックルへの挑戦で、そのときの記録はこちらにありますが、今回は使用して感じたことを率直に記したいと思います。
なお、購入後に行ったカスタマイズは次の3つです。
・リールスタンドの設置
・ハンドルノブの変更
・ラインローラーのベアリング置換え
メンテナンスについては、ラインローラーは全分解して行いましたが、本体の分解メンテナンスはしていません。
また、釣行後は、蛇口から少量の流水を全体にさっとかけ、マイクロファイバータオルで拭きあげ、スプールを外して乾燥という手順はほぼ毎回実施し、メインシャフトとラインローラーへの注油は釣行後8割程度の頻度で行いました。
使用頻度は、釣行によって他のリールと使い分けているので年に10回~20回程度です。
今回の記事は、上述の扱いで約5年間使用した感想となります。
巻き心地良好
巻き心地は5年経った今でも超良好です。
まったくゴリシャリ感はありません。
当初の感覚を覚えていないので購入当初のものと比較は出来ませんが、今の巻き心地に対する不満は一つもありません。
一度も本体の分解メンテナンスをしていないのに、すばらしい巻き心地が続いていて本当に驚きです。
もしかすると良い個体にあたったのかもしれません。
ガタツキなし
ガタツキは全く感じません。
18レガリスのハンドルは折り畳み式なのですが、ハンドルのがたつきも全くありません。
なお、23レガリスはねじ込み式に変更されていますので、その心配は一層軽減されています。
ラインローラーは弱い
最大の弱点はラインローラーです。
釣行後はざっとではあるもののメンテナンスをしていたつもりでしたが、内部に水が入ってしまい、金属製ベアリングの錆による交換が3回ほどありました。

上が新品で下が錆が出たものです。赤く変色しています。
年に1度くらいはチェックし、必要に応じて交換するか、プラスチック製のカラーのままにしておくと良いでしょう。
今回はベアリングを新品に交換するとともに、ラインローラーへの水の侵入経路にグリスをたっぷり塗ってみて、防水性が上がるか試してみます。


ちなみに、ラインローラーのベアリング交換は動画にしてあります↓↓
次回はベアリングを高耐食と謳っているものにする予定です。
1個当たりの値段は上がりますが、メンテナンス頻度が下がるか試してみようと思います。
バラ売りもありますが、筆者は他のリールにも使うので4個入りを注文しました。
まとめ
18レガリスを約5年間使用してみて、巻き心地が衰えず、ラインローラーを除いてトラブルもなくとても良いリールだと感じています。
ラインローラーについては、ベアリングは交換すればよいですが、ラインローラー本体も劣化していきます。
ラインローラーは1個700円なので、ダメになったらパーツ交換という手もあります。
23レガリスはねじ込み式ハンドルに変更され、サードパーティ製の錆びにくいラインローラーも販売されているので、さらに使い勝手良いリールになっていることでしょう。
100均ジグで使う番手は30g以下のジグなら3000番~4000番、40g以上なら4000番以上のものが合いそうです。
レガリスは番手が豊富なため、エギングには2000番~3000番、ライトゲームには2000番以下とどんな釣りにも対応でき、価格も1万円前後なので手の届きやすい商品だと思います。
愛用者が多いのもうなづけます。
なお、筆者としては4000番と5000番にノーマルギヤとハイギヤも揃えて欲しかったです。
筆者と同程度の使用頻度の場合はレガリスで充分だと思いますが、使用頻度が高かったり、高い負荷がかかる釣りをする場合は、ギヤやボディの強度が高く、ラインローラーの防水性の高いモデルの方が適していると思います。
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