【2025年新製品】100均ジグ/ショアジギングで使えそうな製品
2025年1月。釣り具メーカー各社から、2025年の新製品が続々発表されています。
この中から、スペックだけを見て100均ジグでの釣りに使えそうな製品をピックアップしました。
これから100均ジグの釣りに挑戦しようとする方、より道具のグレードを上げたい方、最新の製品に乗り換えたい方は参考にしてみてください。
なお、ハイエンドすぎる製品は除いています。
ダイワ
ダイワのロッド
DRAGGER MX 93ML,100ML
”湾岸ショアジギングロッド”(←メーカーサイトより引用)という位置づけで、青物向けのためパワーがありそうです。
軽快さがウリというのは魅力的です。
適正ルアー重量MAX45gなので、40gのジグを投げるのに向いていそうです。
筆者が買うとしたら、テーパーとティップの感度をチェックします。
LATEO 86ML・K,93ML・K,96ML・K,100ML・K(いずれもスピニングロッド)、80XHB以外(ベイト)
MLは適合ルアー重量が35gまでなので、28gのジグをメインで使うときに相性が良いと思います。
また、漁港内等のあまり広くない場所や、魚種にもよりますが中型サイズまでのターゲットを狙う時に良いでしょう。
力のない人や初心者にも良さそうです。
テクニカルにジグを操りたい場合や、アクションの練習をするなら86MLがおすすめす。
アクションは気にせず投げて楽しみたい場合は93MLや100MLといった長い番手が良いと思います。
LATEOブランドは伝統があり、番手の多さからもわかる通り本気度が伝わってきます。
シーバスロッドなので、ロッド操作が必要なアクションよりは巻き中心のアクションが向いていると思います。
ベイトロッドも同様の考え方で、巻き中心のアクションを基本とし、アクションを加えたい場合や小さめの場所がメインであれば短い番手で良いでしょう。
筆者が買うとすると、特に長い番手は先重りがどの程度かをチェックし、次に紹介するオーバーゼアとどちらが良いか比較します。
OVERTHERE 109ML/M・K
OVER THEREはサーフロッドのため、同じ長さなら一般的にシーバスロッドよりも径が太く、標準自重が重くなります(下の表参照:106Mのケース)。
アイテム | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g)(ジグ) | |
OVER THERE 106M・K | 177 | 2.1/15.4 | 10-50 | https://www.daiwa.com/jp/product/6u2yoeo |
LATEO 106M・K | 155 | 2.0/13.4 | 10~50 | https://www.daiwa.com/jp/product/ye9mr5u |
繊細さが失われますが、飛距離と大物がかかったときの安心感があります。
ML/MはティップがMLパワー、バットがMパワーなので、それぞれの良さを持ち合わせています。
使用シーンは40gのジグをフルキャスト、時折ロッドティップでアクションを入れるといったケースです。
体力があり、大物がかかる可能性があるときは、LATEOではなくOVER THEREを選ぶと良いと思います。
重めのシンペンやミノーなど、ジグ以外のルアーも投げる場合も良さそうです。
ML/Mパワーは、99ML/Mと103ML/Mもありますが、LATEOの方が取り回しが良さそうです。
筆者が買うとしたら、先重り感とグリップの太さをチェックし、店頭でLATEOと比較します。
ダイワのリール
カルディア3000番以上(スピニング)
筆者は使ったことがないのですが、調べてみるとコスパの良い中級機種の位置づけで、価格帯と番手を見てもシマノの「ストラディック」とライバル関係にあるようです。
スペックは文句なしで、18gと28gがメインなら3000番、28gと40gがメインなら4000番が良さそうです。
5000番は大きいように感じますが、大型を釣るなら良いと思います。
ギヤ比はアクションに繊細さが要らないならXH、それ以外はノーマルギヤを選ぶと思います。
シマノの「ストラディック」は糸巻き量が多すぎるので下巻きで調整したりするのですが、カルディアはちょうど良いのでセッティングが楽で良いですね。
筆者が買うなら、ラインローラーのボールベアリング交換は出来るか、合わせるロッドとのバランス、替えスプールの価格をチェックします。
25タトゥーラ TW 200H,200HL(ベイト)
ベイトリールでは貴重なサイズです。
最近の傾向として、ベイトリールの番手は小型化か大型化に分かれ、200番クラスが少なくなってきていました。
その上、ラインはPEライン一択みたいな流れです。
そんな中出てきた25タトゥーラ TW 200。
ビッグベイト・ジャイアントベイトのおかげでこの番手がなくならずに済んでいるようです。
筆者が買うなら、手に合う大きさであるかと合わせるロッドとのバランスをチェックします。
シマノ
シマノのリール
アルテグラ3000番以上
”滑らかな巻き心地と安定したリーリングが特徴の「コアソリッドシリーズ」”(←メーカーサイトより引用)の最安価ラインナップの位置づけです。
といっても、ライトショアジギングとして十分な性能をもつ「ナスキー」や「サハラ」よりも格上です。
「ナスキー」や「サハラ」は、強いて言うなら巻き抵抗の大きいタイプのジグ(ダイソー『ジグロック』など)の40gを使うときにリールへの負担が気になりますので、「アルテグラ」ならより安心といったところでしょうか。
番手は18gと28gがメインなら3000番、28gと40gがメインなら4000番が良さそうです。
ギヤ比はアクションに繊細さが要らないならXH、それ以外はノーマルギヤで良いと思います。
糸巻き量が多すぎるので下巻き調整が必要です。
4000番をシマノ「23 ストラディック」と比較してみると、ハンドルが2mm長い57mmとなっています。
筆者が買うなら、シマノ「23ストラディック」とどちらが良いか実売価格とスペックを比較します。
まとめ
2025年の新製品は、ダイワ製品に気になるものが多かった印象です。
当サイトは100均ジグがテーマのため、筆者が100均ジグの釣りに使う場合を考えて製品を選定していますが、メーカージグを使った20~40gのジグを使ったショアジギングをする人にも参考になったのではないでしょうか。
釣りは釣果だけではありません。
好きな道具、こだわりの道具を使って、2025年も釣りを楽しんでいきましょう。

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