【動画】100均ジグの基本アクション
100均ジグ(ダイソージグ)の基本アクションを動画に収めました。
基本はリフト&フォールとただ巻きが出来ればOKですが、少しアレンジを加えられるようになればさらに釣果は上がります。
ストップ&ゴー
アクションは次のとおり。
①リールを巻いてジグをボトムから浮かす
②巻くのを止めてジグが着底するまでカーブフォール
③ジグが着底したら①に戻る
巻きの回数は3~5回程度行います。
巻きは動画のスピードより遅くても構いません。
ストップ&ゴーはスピニングタックルで遠投したときに相性が良く、体力的にも楽です。
ラインが常に張った状態になるので、ティップの柔らかいロッドを使うことでバイトのはじきを抑えると良いでしょう。
なお、カーブフォールではどうしてもジグのリア側が下がった姿勢になってしまうため、筆者はメタルジグリアバランスを逆付けしています。
ボトム着底からのリフト&フォール
アクションは次のとおり。
①ジグがボトムに着底したらロッドを素早く上げてジグをリフト
②ロッドを下げてラインテンションがかからないようにしながらジグをフリーフォール
③ジグがボトムに着底する直前で①に戻る
リフトの幅はターゲットのサイズと同じくらい(50㎝の魚を狙っているなら50㎝)を目安にします。
リフトの幅が大きすぎると釣果が落ちます。
また、出来るだけ速いスピードでリフトします。
ロッドティップではなく、ベリー部を使うとスピードが上がります(その分疲れますが)。
③のとき、慣れないうちはジグが着底しても構いませんが、着底する時間が出来るだけ短くなるようにします。
慣れてくるとボトムぎりぎりのタイミングでリフト出来るようになります。
フォールはラインテンションを抜くフリーフォールにします。
フリーフォール中にバイトがあるとフックの吸い込みが良く、バラシが少なくなります。
1回目のリフト&フォールでは弛んだラインを張る役割もあるため、思ったよりも大きくリフト出来ていないこともあり、2回目のリフト&フォールでバイトが出ることも多いです。
そのため、キャスト直後のフォール中はテンションがかかり過ぎない程度にフェザリングしてラインが弛み過ぎないようにします。
キャスト着底後の3回目までのリフト&フォールは特に集中しましょう。
1回目のリフト&フォールで喰うこともよくあります。
次の動画はメタルジグフラットを使い、同じパターンでホッケをヒットさせたシーンです。
ただ巻き
アクションは次のとおり。
①ジグが弱くブルブルと動くスピードで巻き続ける。
動画はサクラマス狙いで表層をただ巻きしています。
ロッドティップがプルプルと動いていますが、手元には伝わっていません。
また、アタリも手元の振動よりロッドティップを目視して取るのが理想です。
集中力がいる作業ですので毎投はなかなか難しいと思います。
動画ではわかりやすいようにロッドティップを上げていますが、風の影響を避けたり、腕が疲れるため下げて行うと良いでしょう。
喰わせの間を作るときは、ストップ、トゥイッチ、巻きスピードの変化、リフト&フォールなどを入れます。
アレンジ(大きめのリフト&フォール→ただ巻き→小さめのリフト&フォール)
次の動画はいろいろなアクションの組み合わせです。
実はこの前の1投(ボトム着底からのリフト&フォールの2つ目の動画)で、ボトム着底後2回目のリフト&フォールでホッケを釣っています。
次の1投(下の動画)はサイズアップを狙うため、ボトム着底後、リフトの幅を敢えて大きくしました。
しかし、リフト幅が大きすぎたせいかアタリがありません。
魚がついてきているか様子を見るためただ巻きにすると、じゃれつくような小さなアタリを感じました。
なんとかフッキングさせるも、すぐにバラしてしまいます。
次はしっかりかけるために小さめのリフト&フォールに変更し、フッキングを成功させました。
活性の高いホッケは長い距離追ってくることが経験的にわかっていたので、1投の間に様々なアクションを入れて追い食いを狙っていますが、他の魚の場合、アクションはあまり変えない方が良いと感じています。今回はアクション盛り込みすぎの例外のケースです。
なお、ポイントがわかっている場合のリフト&フォールは、最初から後者である小さめのリフト&フォールを行って喰わせにかかります。
ロングロッドを使うスピニングロッドや、ポイントがわからないところでリフト&フォールをずっと行うのは体力を相当使うので、スピニングタックルではただ巻き主体のアクションを行い、ピンポイントを攻めるときにリフト&フォールに切り替えるのが良いでしょう。
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