根がかりコストの計算②(もしダイソージグを使っていたら)
安いジグの代表である「ダイソージグ」を使って釣りをしていた場合の、根がかりコストはどれくらいになるのでしょうか。
当サイトはダイソージグサイトですので、これをやらないわけにはいきません。
前回はコストを見えるコストと見えないコストに分けましたが、今回は見えるコストの材料費に絞って計算してみました(数値を仮定して計算していますので、この計算結果が万人に当てはまるわけではありません)。
前回の記事はこちら↓
見えるコスト /Visible Costs (材料費)の計算
価格の設定
タックルは、ジグ、スナップ(リング)、リーダー、PEラインの順にシステムを組んでいるものとし、
価格を次のように設定します。
- ジグ…ダイソージグ110円に、1本110円のフックを1本取りつけたとして220円。←この価格が前回のシミュレーションと異なります。
- スナップ類…スナップ(リング)13個入り286円のものを使うとすると、1つ22円。
- リーダー…30メートル巻き600円のものを購入し、1メートル使用すると1回あたり20円。
- PEライン…200メートル巻き2,000円のものを購入し、すべてリールに巻くものとする。
ロスト率の設定
根がかりしたときにロストする確率を次のように設定します。
- ジグ…100%。
- スナップ類…ジグとともに95%の確率でロストするが、スナップが開くなどして5%の確率で回収できるものとする。
- リーダー…ジグをロストする根がかりのうち、リーダーが切れて短くなってしまったり、傷がつくなどして、30%の確率で交換するものとする。
- PEライン…ジグをロストするような根がかりでも、95%の確率でPEラインの交換は不要とするが、どうしてもPEラインから切らないと根がかりがとれない場合など、5%の確率でPEラインを交換するものとする。
材料費まとめ
【材料費】 | ジグ・フック | スナップ (リング) |
リーダー | PEライン | 計 |
購入価格 | 220円 | 286円 | 600円 | 2,000円 | |
入り数 | 1個 | 13個 | 30m | 200m | |
1回あたりの使用量 | 1個 | 1個 | 1m | 200m | |
1回あたりの単価 | 220円 | 22円 | 20円 | 2,000円 | |
ロスト率 | 100% | 95% | 30% | 5% | |
ロスト1回あたり の材料費 |
220円 | 21円 | 6円 | 100円 | 347円 |
上記のような条件においては、ジグをロストしたときの1回あたりの材料費は、
347円
と計算できました。
まとめ
いかがでしたしょうか。
前回、650円のジグで計算したときの根がかりコストは777円だったのに対し、
フック込みダイソージグ220円で計算すると、347円まで下がりました。
金銭的には半額以下に抑えられるわけですから、釣果が変わらないとするとダイソージグを使うメリットはありそうですね!
以上、今回はダイソージグを使った場合の根がかりコストについての話でした。
※海を汚さないためにも、根がかりしない工夫を忘れずにしましょう。
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