やってはいけない!?ダイソージグカスタム
ダイソージグはよく釣れる優秀なジグです。
でも、ダイソージグで釣れるという情報を耳にしても、また、実際に魚を釣ってみても、有名メーカーのジグより劣っているのではないかと心のどこかで思っていませんか。
たしかに、他の有名メーカーのジグと比較するとフックは甘い上にすぐ錆びますし、塗装も弱いです。
重さもバラツキがありますし、最初からアイが曲がっていたりもします。
このように初期状態に不満を持つ人は多いですが、安くて釣れるダイソージグの魔力に取りつかれた人たちはカスタムすることでこの問題を克服しようと試みます。
そしてカスタムを続けていくと、知らぬ間に市販の有名メーカーのジグに寄っていきます。
シールを貼ったり、ウレタンコートで塗装を強化したり。
でも、ちょっと待ってください。
間違ったカスタムをすると、逆に釣れなくなってしまうのです。
今回は、やらなきゃよかったカスタムについて記事にしてみました。
間違いその1 ウレタンの浸けすぎ
ダイソージグは塗装が弱いです。
コンクリートや岩ににぶつけるとすぐ塗装が剥がれます。
塗装が剥がれるとなんとなく釣れなくなるように思って塗装を強化したくなります。
そこで、ジグにウレタンコーティングをします。
ここで注意しなければいけないのは、コーティング剤を浸けすぎないことです。
ウレタンを浸けすぎると重量が増してフォルムが変わってしまいます。
これにより泳ぎ方が変わります。
ウレタンを2回、3回と重ねて浸けていくと塗装は強化されますが、明らかにウレタンの分だけ膨張します。
キビキビした動きが失われ、動きの悪いジグが出来上がってしまうのです。
コーティングするときは、回数を少なくするか薄くすべし!
間違いその2 シールの貼り過ぎ
ダイソージグはカラーバリエーションが少ないため、アワビカラーやゼブラカラーなどにしたいときはシールを貼ることがあるでしょう。
これも、重量とフォルムを変えてしまうので注意が必要です。
しかも、シールを貼った後はシールが剥がれないようウレタンでコーティングすることが多いので、ジグはさらに太ってしまいます。
色を変えたいのであれば、小さいシールを貼るか油性ペン(マッキー)等で塗るべし!
ジグロックのようなセンターバランスをリアバランス気味にしたいときにシールを貼るという手もありますが、元々商品に個体差が大きいので思った通りにカスタマイズできるかは疑問が残ります。
間違いその3 時間とお金のかけ過ぎ
ダイソージグは手軽で安いことが魅力です。
改造に凝り過ぎると、改造の材料費や時間を費やすことになります。
失敗作の費用も含めると、トータルコストは定価の何倍にもなってしまうこともあります。
ダイソージグはカスタムなしで釣れます。
塗装が剥げても釣れます。
カスタムするなら短時間でできるものに絞るべし!
まとめ
いかがだったでしょうか。
そうはいってもカスタムは楽しいですよね。
家にいながらわくわくできる至福の時です。
しかし、せっかく時間をかけてカスタムしたにも関わらず、やりすぎると逆に釣れなくなることがありますので注意してくださいね。
最後に、筆者は上記の失敗と教訓を経て、カスタムはせず、現在はリングとフックの交換のみ行っています。
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