魚に見えないピンクフロロは魚に見えていた
100均ジグ×ベイトタックルに合うフロロカーボンラインを探すため、「魚に見えないピンクフロロ」というラインを買ってみました。
購入したのは4号100m。
これをベイトリールに全て巻き、漁港へ行ってきました。
「魚に見えないピンクフロロ」が本当に魚に見えなかったかというと、結論は題名のとおりで、魚には見えないと信じている人にとってはショッキングな内容だと思いますので、解釈の余地を残すために魚種等は書かないことにします。
実釣では18gのメタルジグを使い、ただ巻き、リフト&フォールのフリーフォール、カーブフォールを主に試しました。
このうち、カーブフォールのリフト&フォールをしたときのことでした。
カーブフォール中にガンガンがアタってくるのですが、何度やってもフッキングしません。
なぜだろうと思い、ジグが見える手前まで巻き、目を凝らして良く見てみると、魚が水中のラインを食べようとつついているのです。
これはこの数日前に無色透明のナイロンラインでも体験したことだったので、間違いなくラインを食べようとしている行為です。
何回か試してみたところ、ラインのところまで魚が泳いできてスピードを緩め、口を開けてラインを食べようとしている光景を何度も見ることができました。
これで、このラインは魚に見えていることを確信しました。
さらに観察を続けると、水中の他に、このラインを食べようとしていたポイントが水面地点にもあることがわかりました。
これはリフト&フォールのリフトアクションでロッドを上に捌いたとき、弛んでいたラインがピッと張ることになりますが、その際に水面に漂っていたラインが水面付近を素早く這うような動きをすることなります。
このときに水面直下で小型の生き物が瞬時に動いたと勘違いするのか、水面付近のラインが光るのか、理由はわかりませんが水面地点のラインに良く反応していました。
水面地点を目掛けて魚がバイトするので、チャパッと魚がライズします。
最初はリフト時に引っ張ったラインが水を弾いたのかと思いましたが、良く観察してみると、リフトしたタイミングでラインに魚がアタックしていたのでした。
これは無色透明のナイロンラインではあまり感じなかったことでしたが、水面地点での魚に見えないピンクフロロへの反応は良かったです。
このように、魚に見えないピンクフロロは、私が実釣した限りでは魚に見えていましたし、食べようとアタックしていました。
その魚たちは問題なく釣れましたし、個人的にはラインが見えるか見えないかは気にしていませんが、気になる釣り人もいると思いましたので参考のために記事にしました。
メーカーサイトには膨大な実釣検証を行ったと記載がありましたが、今回のようなケースはきっとなかったのでしょう。
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