スピニングリール 20ストラディックSW5000PGを購入

100均ジグ用タックル, リール

20ストラディックSW5000PGを購入しました。

リールの表記に詳しくない方のために商品名『20ストラディックSW5000PG』を解説すると、

202020年に発表された商品。

ストラディック「ストラディック」という名称の(スピニング)リール。

SWSalt Waterの頭文字。海水対応のリールのうち、特にハードな使用を想定した仕様。

PGPower Gearの頭文字で、ギヤ比が比較的低いもの。

メーカーはshimanoです。

 

外観

外観です。

外箱

Amazon経由だからか、箱の角が少しやられてます。

中身に影響がないか少し心配しましたが、大丈夫でした。

窪みはリールを押さえつけて箱の中で動かないようにするため?

箱の中身を取り出します。

箱の中には4点
①リール本体
②ハンドル
③調整用ワッシャーとスプールバンド?
4000番から10000番までのパーツ・展開図と取扱説明書

早速不具合がないかチェックします。

以前Amazonでリールを購入した際、不良品があたったため返品した経験があります。

比較する見本がないのでどの状態が不具合がないのか正確にはわかりませんが、ガタつきや傷など気になるところがないかをチェックします。

大事に長く使っていく相棒です。

ハンドルのネジ山までしっかりグリスアップされています。

ハンドルにも傷なし、指紋なし、大きなグリスの跡もなし。

返品されたものではないようです。

一番気になるベールアームの駆動部もチェック。

少し隙間がありますが、多少はしょうがない。

お手入れの際にしっかりグリスを塗りこんで海水が入らないようにしようと思います。

 

左側
右側
後ろ

傷や目立ったグリスの付着もなく、大丈夫そうです。

 

触ってみた感想

ここまで大きいリールは初めてなので、他のリールと比較した感想はできませんが、第一に重量感があります。

本当にお安いリールの重量感とはまた違った重量感で、丈夫そうだなといったずっしり感です。

ハンドルやスプールのがたつきもなく、振ってみても音がしません。ま、多少はありますけどね。

ドラグについても、ドラグノブを回してもガタがなく、ドラグノブ裏のゴムパッキンで水の侵入を防ごうと作られています。

リールはいくつものパーツの組み合わせでできていますが、そうしたことを感じさせず、一つの物体といった印象を受けます。

暗めのカラーも加わって、堅牢性を感じます。

リールはどんどん軽量化が進んでいますが、がっしりとした作りのリールの良さを感じました。

この重量感は癖になりそうな予感がします。

小型リールでこのがっしり感があったら買ってしまうかもしれません。

シマノ製では、このストラディックの2倍のお値段のツインパワーSW,さらにその2倍のお値段のステラSWという機種がありますが、私にはこれで十分です。

 

まだ実釣はしていませんが、2万円ちょっとでこのリールが買えるのですから、コスパ良いとの評価にうなづけます。

 

しかし、SWシリーズを始めて購入した者として、純粋に疑問を感じるところがありました。

というのも、スプールボディの爪痕のような3つの隙間があります(次の画像参照)。

画面中央のスプール本体に三つの爪痕のような隙間がある

軽量化のための肉抜きかと思いますが、ここから海水や砂などが入らないのでしょうか。

この爪痕の隙間からスプールシャフトが丸見えなんです。

ということは、ようこそ海水の状態です。

ドラグノブ、ラインローラー、いろいろと海水が入らないよう気を遣って作られているようなのですが、この点はどうなのでしょう。

気にしながら実際に使っていきたいと思います。

 

合わせて買ったもの

リール本体と合わせて購入したものを紹介します。

まず1つ目は替えスプールです。

6000番の替えスプール

6000番の替えスプールを購入しました。

事前に調べたところ、5000番と6000番のリール本体は同じで、違いはスプールの大きさです。

つまり、5000番と6000番のリール本体は同じつくりで、スプールの大きさだけ違うというわけです。

 

糸巻き量をカタログで見てみると、次のようになっています。

5000番スプール→PE2号350m,3号240m,4号170m

6000番スプール→PE2号440m,3号300m,4号210m

 

今回は次の2通りプランを考えていました。

①防波堤用プラン⇒PE2号を5000番、PE3号を6000番

②ロックショア用プラン⇒PE3号を5000番、PE4号を6000番

(もしくは6000番スプールを1個追加購入して、PE2号を5000番、PE3号と4号をそれぞれ6000番)

 

投げるルアー、ターゲット、釣り場など、購入前に何パターンもシミュレーションし、情報収集をしては白紙に戻しを繰り返し、時間をかけて何回も練り直します。

考える時間は最初は楽しい時間なのですが、安い買い物ではないので間違わないよう考え疲れるまで考え抜きました。

と、書いてみたものの、一つ考え忘れていたことがありました。

スプールにPG,HG,XGと記載があります。

これはギヤ比の記載ですが、ギヤ比はリール本体の話であり、スプールには関係ないと思って適当に注文していました。

6000PG、6000HG、6000XGのスプールに違いはあるのでしょうか。

売る予定があれば別ですが、その予定がないので特に気にしませんでした。

そして、リール本体が傷つかないようにボディキーパーも購入しました。

効果の割にお値段が安いので、いまやすべてのスピニングリールに取り付けています。

以前よりもパッケージに高級感が出てます。

ゴムパッキンを1つ入れました

左投げ右巻きなので、リールの左側に取り付けました。

 

色合いがマッチしていて素晴らしいと思います。

これでスプールやボディへの傷つきが軽減されます。

 

お値段総額

今回購入したのはリール本体、替えスプール、ボディキーパーの3点です。

すべてAmazonで購入し、総額は3万円でほんの少しお釣りがくる程度でした。

替えスプールもAmazonで購入したのですが、釣具店で取り寄せてもらうと送料分さらに削減できます(釣具店にもよると思います)。

 

既に述べたとおり、5000番と6000番のスプールには互換性があったので、リール本体と替えスプールの購入組み合わせは2通りありました。

①5000番のリール本体+6000番の替えスプール

②6000番のリール本体+5000番の替えスプール

スプールの値段については、5000番と6000番は同額です。

しかし、リール本体は5000番の方が6000番より3千円ほど安かったことが決め手となり、①の組み合わせで購入しました。

 

今回の商品に限らず、リール本体と替えスプールを組み合わせて購入する際は、いくつか注意が必要です。

たとえば、20ストラディックSWのギヤ比は、5000番だとPGとXGの2通りがあり、6000番だとPG,HG,XGの3通りあります。

HGが欲しい場合、リール本体は6000番を購入するしかありません。

また、20ストラディックSWのXGはPGとHGと比較してハンドル長が長いので、短いハンドルが好みの場合はリール本体はXGを購入してはいけません。

このように、それぞれのスペックをよく調べないと誤って購入してしまうかもしれません。

メーカーのページなどで情報収集することが大事ですね。

組み上げ

ハンドルとボディキーパーを取り付け、完成です。

6月の本番が楽しみです。

コロナの影響で行動や釣り場が制限されていますが、ささやかですが自分にできる行動をとり、状況が改善することを祈るばかりです。

 

(購入に至った経緯)

ここからは商品インプレとは関係のない話です。

 

昨年、19ストラディックC5000XGというスピニングリールでサワラ90㎝を釣りました。

重さは5キロ前後だと思いますが、このリールでは不安を感じませんでした。

しかし、今年のターゲットは10キロクラスの青物なので、C5000クラス(Cはコンパクトボディの略なので実質4000番クラス)ではちょっと不安。

そこで、もう少し大きいサイズでがっしりしたリールの購入を検討していました。

シマノのリールの候補としては、ステラSW,ツインパワーSW,ストラディックSWの3機種。

リール本体の価格相場は、ステラSWが約10万円、ツインパワーSWが5万円、ストラディックSWが2.5万円です。

使用頻度はそれほど多くなく、替えスプールの費用も合わせて予算を考えなければならず、それになにより前者の2機種は身の丈に合っていないと考え、ストラディックSWにしました。

次に番手ですが、4000番から10000番までありますが、前述のとおり5000番以上が候補となり、釣り場が主に防波堤なので8000番以上はデカすぎるということで却下しました。

最後に5000番と6000番のどちらにするか悩みましたが、ボディサイズは同じとのことなので、他の要素で決めることにしました。

防波堤から20~40gのジグを中心に釣りをするので、メインラインはPEの2~4号で、最低200メートル巻ければ良しと考えると、

PE2号→5000番

PE3号→6000番

で良さそうです。

また、ギヤ比ですが、ギヤ比が大きいほどハンドル1回転で巻き上げられるラインの長さは長くなりますが、巻き感が重くなること、ギヤの摩耗が速くなること、また、巻き量が多すぎると思ったアクションが付けられない弊害があることから、最終的にPGを選択しました。

5000PGと6000PGの値段を比べると、前者の方が3千円ほど安かったので、最終的に5000PGと6000番の替えスプールを購入しました。

ちなみに、6000HGは人気なのか、ECサイトでも店頭でも入荷待ちの状態でした。

リールのメンテナンスを覚えてから、リールに対する愛着がものすごく湧くようになりました。

この子も末永く可愛がってあげようと思います。