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【記事ジャンル】

根がかりコストの計算(ライトショアジギング)

2020スピニングタックルデビューの記録, ダイソージグタックル

釣りをするにあたって避けることができない根がかり

根がかりで仕掛けをロストしたとき、一体どれくらいのコスト(損失)がかかっているのでしょうか。

 

今回は、ライトショアジギングにおいて根がかりしたときのコスト計算をしてみました。

タックルは、ジグ、スナップ(リング)、リーダー、PEラインの順にシステムを組んでいるものとします。

(数値を仮定して計算していますので、この計算結果が万人に当てはまるわけではありません。)

 

見えるコスト/Visible Costs

価格の設定

価格を次のように設定します。

・ジグ…フック込みで1つ650円。

・スナップ類…スナップ(リング)13個入り286円のものを使うとすると、1つ22円。

・リーダー…30メートル巻き600円のものを購入し、1メートル使用すると1回あたり20円。

・PEライン…200メートル巻き2,000円のものを購入し、すべてリールに巻くものとする。

 

ロスト率の設定

根がかりしたときにロストする確率を次のように設定します。

・ジグ…100%。

・スナップ類…ジグとともに95%の確率でロストするが、スナップが開くなどして5%の確率で回収できるものとする。

・リーダー…ジグをロストする根がかりのうち、リーダーが切れて短くなってしまったり、傷がつくなどして、30%の確率で交換するものとする。

・PEライン…ジグをロストするような根がかりでも、95%の確率でPEラインの交換は不要とするが、どうしてもPEラインから切らないと根がかりがとれない場合など、5%の確率でPEラインを交換するものとする。

 

材料費まとめ

【材料費】ジグスナップ
(リング)
リーダーPEライン
購入価格650円286円600円 2,000円
入り数1個13個30m200m
1回あたりの使用量1個1個1m200m
1回あたりの単価650円22円 20円 2,000円
ロスト率100%95%30%5%
ロスト1回あたり
の材料費
650円 21円 6円 100円 777円

このように、上記のような条件においては、ジグをロストしたときの1回あたりの材料費は777円と計算できました。

 

人件費

おまけに、時給3,000円の場合の人件費も考慮してみます。

ジグをロストしたときは、ジグやリングへリーダーを結ぶ時間が100%発生します。

この時間を30秒とします。

リーダーを結びなおすときは、PEラインとリーダーを結ぶ時間が発生しますが、この確率は上記のリーダーを交換する確率と同じ30%です。

この時間を5分とします。

すると、人件費の計算は次のようになります。

【人件費】ジグ・リングへリーダー
を結ぶ時間
リーダーとPEライン
を結ぶ時間
所要時間30秒5分
時給3,000円とした
ときの人件費
25円250円
発生率=ロスト率100%30%
ロスト1回あたり
の人件費
25円75円100円

ロスト1回あたりの人件費は100円と計算できました。

 

見えるコストのまとめ

ジグをロストしたときの1回あたりの材料費は777円、人件費は100円、計877円と計算できました。

一日に3回ロストしたときはこの3倍の金額ですので、材料費だけでも2,331円となります。

 

 

見えないコスト/Invisible Costs

ここで話は終わりません。

根がかりロストには、実は見えないコストも潜んでいるのです。

 

ナブラや時合いを攻め損なうコスト

根がかりを外したり、新しい仕掛けを準備している間に、せっかく発生していたナブラが収まってしまったり、時合いを逃してしまうコストです。

機会損失という考え方がありますから、これもコストに含めて考えてよいでしょう。

大金を払っても、時合やナブラを買うことはできません。

大事な時間を失ってしまうことはコストなのです。

 

モチベーション喪失コスト

根がかりしたらモチベーションが下がります。

せっかくの楽しい時間が苦痛の時間に変わってしまいます。

お気に入りのルアーをロストしたり、結んだばかりのラインがすっぽ抜けてしまったときはなおさらです。

これも金銭では測れないコスト(損失)でしょう。

 

道具を買い直すコスト

釣り具屋に行くのが嫌いな釣り人は少ないと思いますが、実は時間と交通費(ガソリン代等)がかかっています。

これは、ロストしなければ発生しなかったコストです。

 

見えないコストのまとめ

釣りをする時間、モチベーション、道具を買いなおすお金と時間といったように、根がかりロストにより、見えないコストも発生していることがわかります。

個人的には時間が大事なのですが、価値観は人それぞれですし、ここに挙げているもの以外でも考えればたくさんあることでしょう。

 

総まとめ

いかがでしたでしょうか。

根がかりしてジグをロストしたとき、ジグの代金については頭に浮かびやすいですが、実はラインなどの他の道具代や、時間、モチベーションなど、様々なコストが発生しているのです。

想像以上に根がかりコストは高かったのではないでしょうか。

上記の設定では、材料費だけでも777円もする上に、目に見えないコストを自分の価値観に応じて追加すると相当な金額になるはずです。

 

学生時代は時間よりお金が大事でしたが、社会人になると逆転します。

住んでいる地域や仕事の環境にもよりますが、30分があれば釣りに行くという人もいます。

その人にとって、根がかりによる5分のタイムロスはとてもとても痛いのです。

 

しかし、根がかりロストは嫌だからといって根がかりを回避する釣りばかりしていては、釣果は上がらないことも事実です。

 

今回はコスト計算の方法についての記事なのでこれで終わりになりますが、まずは自分が使っているジグやライン、根がかりしたときのロスト率などを考えてみて、コスト計算してみるとよいでしょう。

その計算結果が、今自分が根がかりロストと引き換えに支払える金額ということになります。