ワークマンの防水長靴(フェストブーツ)は釣り用として使えるか
釣りに使える折り畳める長靴をしていたところ、ワークマンのフェストブーツ(税込2,900円)を発見し、購入しました。
早速このブーツを履いてゴロタとサーフで釣りをしてきたので、感想を書いてみました。
特徴
ワークマンのサイトを見ると、
・足の動きを妨げないストレッチ素材
・足回りにはワークマン独自の高強度素材「TOUGHTERIAL」
といったことが特徴として謳われています。
また、
・男女兼用
・軽量
・細身シルエット
・収納袋付き
との記載もあります。
カラーはスミクロとフォレストグリーンの2種類、サイズはS,M,L,LL,3Lの5種類があり、私が購入したのはスミクロ(ブラック)のLサイズです。
良いと感じた点
ここからは、実際に使ってみて良かったと感じたところを紹介します。
持ち運びがしやすい…折りたたむことができ、付属のシューズ入れにしまえば嵩張りません。折りたためばリュックに入るサイズなので、電車釣行も快適でした。
軽い…たしかに軽いです。持った感じも履いた感じも軽く、感覚的には昔の上履きのような重量感です。
歩きやすい…足首から上の形状が固定されていないため、平らなコンクリートはもちろんのこと、ごろごろとした岩の上も歩きやすかったです。追記:磯にも数回行きましたが、不安定でごつごつとした岩場でも快適に歩くことが出来ました。ただし、足首を固定した方が歩きやすいという人もいると思いますので個人差があると思います。
インナーソールが取り外せる…インナーソールが取り外せるので衛生的です。また、形状がやや立体的になっているので、長距離を歩いても足の裏は痛くなりませんでした。
防水性能・耐久性…防水性能は当然大丈夫でしたが、メーカーサイトによると引裂き強度は通常のゴム長靴の4倍だそうです。強度を実感する機会はまだありませんが、釣り場には岩、崩れたコンクリート、枝、貝など鋭利なものがたくさんありますので、強度が高いというのは安心材料です。追記:何度か磯に行きましたが、未だ破れていませんので強いと言えます。油断は禁物ですが。
細身…長靴は履くとぶかぶかなイメージがありましたが、このブーツはスリムな形状のため足にフィットします。おしゃれに見える上、履き口から水が入らないという効能があります。ただ、足の太さが心配な人は試し履きした方が良いかもしれません。
悪いと感じた点
次に悪いと感じた点です。
・滑る…濡れた藻や苔のついた石の上を歩いてみたところ、まったくグリップ力がありませんでした。磯のごつごつした岩場も歩きましたが、濡れているところは滑りますので注意が必要です。靴底を見てみると溝が深くないことがわかります。
ただ、濡れた藻やコケのついた岩の上はピンがついているシューズでも滑るので、このシューズだから滑るいうことでもないと思います。
砂浜や乾いた石やコンクリートの上はなんら問題ありませんでした。
まとめ
何回か履いてみましたが、防水性能はもちろんのこと、持ち運びやすさと歩きやすさは想像を超えていました。しかも、値段がリーズナブル。
しかし、滑るという点は怪我のリスクを考えると看過できません。
苔がついていない地面が平らな防波堤やサーフでの釣りには向いていますが、磯での釣りはおすすめしません。
雨が心配な日やちょっとぬかるんだ場所を通ったりするときには良いと思います。
(⇒追記:磯でも何回か履きましたが、慣れて意識せずに履きこなせるようになりました。しかし、水がついているような場所は油断せず慎重に歩きましょう。かなり慎重に歩いても滑ります。)
また、履き口を紐で締められるため、庭の水やりや網戸掃除のときなど釣り以外の用途も考慮するなら買いだと思いました。
足が幅広な私にはぴったりでしたが、細めのシルエットであることも含め、購入する前には試し履きした方が良いと思います。
追記したとおり、何回か磯での釣行を行いましたが、失敗経験があります。
履き口の紐の締め忘れによる水の侵入です。
商品のせいではなく自分のせいなのですが、少し高い波が来た際に、紐を締めていなかったがためにたくさんの水が入ってきてしまいました。
締めていればもう少し少なく抑えられたはずです。
しかし、波の高さは常に同じではありませんので、その磯に行くときはもう少し丈の長いものを持っていき、物理的に浸水リスクを下げるようにしています。
使い分けが大事ですね。
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